スンニャンの権力の源

スンニャンは、ヨンチョルの秘密資金を使って行省主達を懐柔し、皇太后ぺガンに対抗する一大勢力を作り上げていきます。

その「したたかさ」皇太后が恐怖する場面第44話でも紹介されています。
(photo by: © MBC)


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主な登場人物とキャスト

●キ・スンニャン(ハ・ジウォン):奇皇后、元最後の皇后
●タファン(チ・チャンウク):元最後の皇帝、スンニャンの夫
●ワン・ユ(チュ・ジンモ):廃された高麗王、スンニャンの元主君
●ブダシリ(キム・ソヒョン):元の皇太后、タファンの叔母
●ヨンチョル(チョン・グクファン):元の宰相
●タナシルリ(ペク・ジニ):タファンの最初の皇后、ヨンチョルの娘
●タンギセ(キム・ジョンヒョン):元の将軍、ヨンチョルの長男
●ぺガン(キム・ヨンホ):元の将軍、タファンの忠実な部下
●タルタル(チン・イハン):元の将軍、ぺガンの甥、スンニャンの師
●マハ(キム・ジンソン):元の皇子、タナシルリの子(?)
●アユルシリダラ(キム・ジヌ):元の皇子、スンニャンの息子
●バヤンフト(イム・ジュウン):タファンの二番目の皇后

◇参考:キャスト・登場人物 一覧

行省(こうしょう)とは

Yuan_provinces

(photo by: "Yuan provinces". Licensed under GFDL via Wikipedia

元の地方制度で、行中書省とも呼ばれます。

ドラマ「奇皇后」で、ぺガンやワン・ユが一時治めていたのが「遼陽行省」でした。

広大な支配領域を持つ元は、皇帝が直接統治できる範囲が限られており、夏の都と呼ばれる上都、首都の大都を中心としたゴビ砂漠以南のモンゴル高原(現在の内モンゴル)と、中原(ちゅうげん)と呼ばれる地域に限定されていました。
(中原は、河南省、山東省西部、河北省・山西省南部、陝西省東部にわたる華北平原を指します。)

その為、国土をいくつかの行政単位に分け、地方での政治・財政・軍事の代行機関として「行省を置き、それぞれに皇帝直属の長官(行省主)を配置したのです。

行省の数は、最多の時期で11を数えたと言います。

ドラマの中で登場する行省主たちは、モンゴル族の有力者たちでした。

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行省主たちの実力

もともと元は、モンゴル各部族の集合体であり、クリルタイ(最高意志決定合議機関)でそのメンバーはモンゴル族の有力者で構成されていました。

合議された内容は、ハーンの決定、戦争、法律制定など極めて重要な事項が含まれており、中央に対抗できうる一大勢力となりえたのです。

スンニャンは、「皇帝直属」の行省主たちと強い連携を取る事で、中央勢力(皇帝、皇后、皇太后、ぺガン丞相)に対抗できる勢力を形成したのです。

スンニャンは、さらに中央においても官僚達の間に協力者を抱えていました。

彼女は、まさに「影の皇帝」とも言える権力を手にしたのでした。

皇太后が、スンニャンの恐ろしさに身震いする思いをしたのは、この事が理由だったのです。

参考資料


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