刑事フォイルのあらすじ シーズン3 海外ミステリードラマ


第9話「丘の家」のあらすじ(season3-1)

原題:The French Drop

ネタバレ注意

フォイルは事件の真相を知りながら、敢えてその事に沈黙を守ります。

それにはフォイル自身の心の揺れが影響していたようです。

プロローグ

1941年2月のこと。
占領下のフランス、ルーアンの近くにパラシュート降下したイギリスの諜報員が地雷を踏んで命を落とします。

死んだ諜報員は「ファクトゥール=郵便配達人」と呼ばれていました。

この諜報員は、MI5の少将ジル・メッシンジャーSOE(Special Operations Exective、特殊作戦執行部)の大佐ジェームズ・ウィントリンガムとの対立に関係があったのです。

SOEは数々の失敗を犯しており、その事でメッシンジャーはウィントリンガムを激しく非難することも多く、今や閉鎖の危機に瀕していました。

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目次

フォイルとミルナーの悩み

その頃のフォイルは刑事の職務を続けるより、「海軍諜報部で戦争の勝利に貢献したい」と歯がゆい思いをしていました。
(シーズン1の冒頭でも、海軍諜報部転属を願い出たフォイルは警察の上司から断られています)

ある日、フォイルは海軍省の義理の兄弟であるハワード中佐を訪ねますが、彼は海軍省内に設置される新たな情報作戦の部署で働いてみたらどうかと切り出します。

一方、部下のミルナーの妻は彼を残してウェールズへ去り、ミルナーもまた新しい人生を始めるためヘイスティングズを去る事を考えていました。

事件発生

そんなある日のこと、ヘイスティングスにある本屋の爆発現場跡から一人の遺体が発見されます

フォイルは早速現場を訪れますが、犠牲者はメッシンジャー少将の息子ウィリアムと思われました。

死因は自殺のようでしたが、フォイルミルナーから渡された遺留品、「金の懐中時計」に何か引っかかるものを感じます。

相変わらず感がいいですネ。

フォイルは捜査のためSOEとヒルハウスにある「諜報・破壊工作」トレーニングセンターを訪れウィントリンガム大佐とヒルダ・ピアースと会う事に。

そして、ミルナーサムの助けで少しづつ遺体の正体と背後にある事情をを知る事になります。

事件の真相

その後、フォイル「ウィリアムとファクトゥール」は同じ人物であり、本屋の爆発と残された遺体はSOEがMI5によって閉鎖されるのを防ぐための偽装工作だったことを突き止めます。

ウィントリンガムとヒルダはフォイルに詰め寄られ、ついに全てを白状することに。

そして、戦争に勝利する為にはやむを得なかったのだと弁解します。

ヒルハウスを去ろうとした時、フォイルはメッシンジャー少将とすれ違い、「息子の死の背景に何か見つけたのか?」と問われますが、フォイルはとぼけたまま沈黙を守るのでした…。

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感想

「丘の家」(The French Drop)の結末も何やらスッキリしないエンディングとなりました。

偽装工作そのものは、誰の命を奪ったわけでもなくウィントリンガムの言うように「何も犯罪は犯していない」のかも知れませんが、フォイルが反論したように「人道的な面ではやはり許せない」部分は残ります。

しかし、戦争に勝利するために敢えて事実に目をつぶったフォイルの本心はどうだったのでしょうか?

「母国の戦争勝利への貢献」「戦時下であっても決して犯罪は許されない」という二つの感情の間で揺れていたのではないでしょうか?




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