刑事フォイルのあらすじ シーズン5 海外ミステリードラマ


第18話「壊れた心」のあらすじ(season5-2)

原題:Broken Souls

ネタバレ注意

フォイルが、あるドイツ人捕虜の死を捜査するうち、冷静で高潔な人物が、怒りに我を忘れて犯罪を犯してしまう戦争の悲劇に行き着きます。

プロローグ

1944年10月。

アルフレッド・ドーソンは、5年に渡ってドイツで捕虜生活を送っていました。

帰国したアルフレッド(フレッド)は、彼の家族に会う為に彼の農場に戻ってきます。

そんな頃、フォイルはチェス盤を取り上げ、チェスの師匠であるジョセフ・ノバックと会いに出かける事に。

ノバックは、ポーランド系ユダヤ人の精神科医で、サックビルハウスと呼ばれる近くの軍の精神保健機関で働いていました。

ザックビルハウスは軍によって徴用され、精神的に傷を負う兵士たちの治療を行う施設でした。

ノバックの家族はナチの強制収容所に送られますが、ノバックは外国に出張中だったため難を逃れイギリスで亡命生活を余儀なくされていたのです。

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目次

第1の事件発生

そんな頃、ひとつの事件が発生。

被害者はジュリアン・ワース医師。
ノバックが働く同僚の精神科医だったのです。

ワースは自分のオフィスで胸を刺されて死亡していました。

彼は、同僚から嫌われる存在で、新しい職場へ移ろうとしていた矢先でした。

殺害事件から程なく、ノバック博士が自殺未遂を図りますフォイルミルナーがあわやというところで救出します。

ノバックが救急車で運ばれるときに語った謎の言葉は何を意味していたのでしょう?

ある少年の失踪

一方、警察はロンドンの自宅から家出をしたトミーという少年の行方を追っていましたが、その少年はかつての疎開地ヘイスティングスへ戻ったのではと思われました。

フォイルが事件の捜査で呼び出されたため、サムに少年の探索を委ねるしかありませんでした。

第2の事件発生

フレッドが戻った農場では、ヨハンというドイツ人捕虜が農作業奉仕をしていました。

フレッドは、ローズがヨハンと浮気をしていると疑い、またヨハンの自分の息子に対する馴れ馴れしい態度が気にくわず、彼の妻と激しく言い争いをした挙句、ヨハンに殴りかかり脅かします。

ヨハンはその後、捕虜収容所から逃亡した後、死体となって発見されることに。

フォイルが捜査を進める中、トミーと言う家出少年が捜査線上に浮上して来ます。
この少年はナチを激しく憎んでいる様子でしたが、なにやら深い事情を抱えているようでした。

事件のカギを握る人物は一体誰なのでしょうか?
フォイルは一見バラバラに見える複数の事件の謎をどう解いて真犯人を見つけるのでしょうか?

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感想

二つの殺人事件は直接は関係がありませんでしたが、二番目のドイツ兵殺害事件は考えさせる内容でした。

ナチスを憎む真犯人が偶然とは言え、家族を奪われた怒りで発作的な行動に走ってしまった事、しかもそれを「偶然に」同じくナチスを憎む少年に目撃されたと言うのが、なんとも皮肉な出来事でした。

殺されたドイツ兵が、フレッドに「私もあなたと同様に、戦場で死線をさまよい、多くの戦友を失った。でも、あなたは幸運だ。美しい妻と可愛い息子とも会えたのだから。自分は捕虜になったが家族の行方さえわからない。あなたと同じように戦争に行っただけなのだ。」と言った言葉が印象に残ります。

戦争と言う悲劇が招いた事件だったと言うのが何とも悲しいです

フレッドが立ち直って、家族と新しい生活を始める事を決心したのは救いでした。

ドラマのラストで、チェスの駒が一つ倒れてしまうところがありますが、フォイルはきっと寂しかったでしょう。




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