刑事フォイルのあらすじ、海外ミステリードラマ


刑事フォイル 第28話「エリーズのために」 Elise(season8-3)

ネタバレ注意

刑事フォイル』最終話です。

フォイルの同僚の暗殺未遂事件の裏には、戦時中の驚くべき、そして暗い側面が隠されていました。

原作者のアンソニー・ホロヴィッツが語っているように、このエピソード「エリーズのために」は、実際にあった戦時中の「ノースポール(北極)作戦」をイメージしているようです。

この作戦は、SOE(特殊作戦執行部)の無線がナチスに傍受され情報が筒抜けになったために多くの諜報員たちが捕えられ命を奪われた事件で、無線傍受を信じようとしなかったSOE上層部の過失が原因だったと言われています。

エリーズのために」もそうした悲劇のひとつとしてドラマ化されました。

プロローグ

1947年1月の事、MI5のフォイルの同僚ヒルダ・ピアースの暗殺未遂事件が発生。

この暗殺未遂事件は、後に戦時中に起こった悲劇の真相を明らかにするきっかけとなります。

ヒルダを銃撃した若い男は、逃走する時「エリーズのために!」と謎めいた言葉を残します。

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目次

エリーズの謎

フォイルは調査を開始しますが、やがて、ヒルダが戦時中に属していたSOE(特殊作戦執行部)の諜報員のコードネームががエリーズと判明。

エリーズは本名をソフィー・コリガンと言い、フランスでナチスに殺されたSOEの女性諜報員でした。

フォイルは、暗殺未遂犯の若い男は彼女の兄マイルズで、妹をフランスに送り込んだ人達に復讐を企てたことを知ります。

そこで、戦争中にヒルダがSOE内部で遂行していた極秘任務を洗い出すことに。

闇取引の大物

ちなみに、フォイルの部門は、ソ連の外交官と内通し、悪徳警官を彼の金で雇っているダミアン・ホワイトという大物闇取引商人を調査していました。

一方、サムは夫のアダム達が闇市を取り締まろうとした時、夫が違法タバコを自宅に所有していた罪で逮捕され窮地に直面。(罠に嵌められた)

アダムを救おうと、サムフォイルに何も告げず勝手に潜入捜査を始めてしまい、危険な目に遭う事に!
(正義感は強いのですが、相変わらず無鉄砲です)

SOEの極秘任務のツケ

フォイルはヒルダを病院に見舞いますが、エリーズ達の死の陰には、コードネーム・プラトンと呼ばれる二重スパイの存在があった事を信じているとフォイルに伝えます。

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プラトンの正体

考えられるのは3人の容疑者でした。

一人はホワイトに脅迫され、彼がソ連に売っていた政府文書を渡した人物でしたが、結果はシロ。

最後にフォイルは真実を突き止めますが、そこには驚くべき事実が!

そして、悲劇的な結末が待っていたのです。

感想

プラトンと言う二重スパイは架空の人物だった!

驚くべき真実が物語の最後に明かされます。

SOEは戦後に解体された組織で、そこで働いていたヒルダにはヒルダ・ガールズと呼ばれる9人の女性諜報員がおり、エリーズ(ソフィー)もその一人でした。

エリーズはフランス語を巧みに操るオックスフォード卒の才媛。
ピアノが好きで、よくベートーベンの「エリーゼのために」を弾いていました。

”実は、エリーズを含む9人の女性諜報員たちの死には組織の存続をかけたSOE内部の身勝手な都合があったのです。”

戦時という非常時とはいえ、貴い人命をいとも簡単に犠牲にしてしまうエセ大義名分には怒りしか覚えませんでした。
戦争の不条理としか言いようがありませんが、決して人道的に許されることではあり得ません!

そして、ヒルダは彼女たちの死の本当の背景を知りませんでした。

全てを知った彼女は恐ろしい計画を実行することに!

第28話の随所に「エリーゼのために」のピアノ曲が流れるのがなんとも物悲しい感じがしました。

フォイルはサムの赤ちゃんの名付け親になるそうです。
どんな名前を付けるのでしょうか?>

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