マスケティアーズ(三銃士)あらすじ第29話、シーズン3-9
あらすじ 29話のポイント
- フランス国王のルイが病気に斃れ、大混乱に陥る中、摂政となったトレヴィル陸軍卿がガストンとロレーヌ公を分断する思い切った外交作戦を取る事に。
- 新王となる王太子の安全を確保するため、コンスタンスとシルヴィがパリのある場所に王太子を匿います。
- 一方、王太子を誘拐しようとするグリモーに決戦を挑む四銃士ですが、激戦のさなかトレヴィルが銃弾に倒れてしまうのでした。
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マスケティアーズ 第29話 褒賞
ルーブル宮殿の庭では、フランス国王のルイがトレヴィル陸軍卿と剣の稽古をしています。
ルイは軽口を叩きながら、活発に動き回っています……。肺の病気を患うルイですが、今日は体の調子が良さそうに見えました。
photo by imdb.com
王の急死
ところが、この直後、ルイは吐血して倒れ、ついに天に召されてしまうのでした!
ルイの死で宮殿が騒然とする中、新国王(王太子)の摂政に任命されたトレヴィルは王太子の命を守るため思い切った作戦を展開する事に。
その頃、グリモー、王弟ガストン、ロレーヌ公の率いる反乱軍がパリに迫っていました。
摂政トレヴィル
トレヴィルは、銃士隊長のアトスを呼び、王太子を密かにコンスタンスの手に委ね、パリ市内の安全な場所に匿うよう命令を下します。
王太子の保護作戦は、王妃のアンヌ、そしてアラミスにも知らされていませんでした。
コンスタンスは、シルヴィの助けを借り、とある場所に王太子を隠すことに。
この事は、銃士達とアンヌ、アラミスとの関係を悪化させる危険をはらんでいたのです。
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その上で、トレヴィルはマルショーが率いる親衛隊を解散させ、パリを戦火から守り、皆が一丸となって反乱軍に立ち向かうための足固めをしようとします。
敵の分断作戦
トレヴィルの作戦は、グリモー、ガストン、ロレーヌ公の関係を分断する事でした。
まず、ガストンに対しては、王妃の反対を押し切り、特赦を与えて身の安全を保証したうえで、新国王の叔父として国庫から十分な報酬と土地を与え、フランス国軍の共同指揮権を与えると約束します。(もちろん罠)
しかしながら、王位を狙うガストンはそれに満足してはいませんでした。
次に、ロレーヌ公に対しては、反乱軍を引くことを条件に、ロレーヌの独立を認めると言い寄るのでした。
また、独立を認めるもう一つの条件として、ガストンの逮捕に同意するという協定を結ぼうとします。
こうしてトレヴィルは、彼らの欲と疑心暗鬼を巧みに突いて外交作戦を展開します。
グリモーの反撃
しかし、グリモーは解散させられた親衛隊を配下に収め、王太子の誘拐を企むのでした。
アンヌ王妃が、サン・シュルピス教会で密かに王太子と会う事を知ったマルショーは、その場所を急襲。
あわやと言う時に、シルヴィの知らせでアラミスが現れ危機を救う事に。
グリモーは、マルショーに命じて王太子の行方を必死に追います。
王太子を連れ、別の場所に隠れたダルタニアンですが、グリモーと親衛隊に追い詰められ、自らも傷を負う絶体絶命の危機に!
王太子を拉致したグリモーは、ロレーヌ公の野営地に。
トレヴィルの死
ロレーヌ公の裏切りでガストンは逮捕され、トレヴィルとの協定に署名したロレーヌ公は、裏切りに怒るグリモーの手にかかり倒れます。
こうして、戦いの火蓋が切って落とされるのでした。
トレヴィルとポルトスは応戦し、激戦の中、王太子を救い出してポルトスの手に委ねる事に。
しかし、戦いの中、トレヴィルはグリモーの銃弾に倒れ命を落としてしまうのでした!
アトスとアラミスも駆けつけますが、再びグリモーは逃亡してしまう事に!!
次回は、いよいよ最終回!どんなエンディングが待っているのでしょうか!?