「太陽を抱く月」に登場する星宿庁(ソンスチョン)とは?

ヒロインのヨヌ(ハン・ガイン)と深いかかわりを持つ星宿庁(ソンスチョン)とはどのようなものなのでしょうか?

星宿庁実在した『王室の祭儀を担当する官庁』で、国巫(クンム=国の為に使える巫女)と呼ばれる巫女(みこ)集団が所属していました。
星宿庁(ソンスチョン)の起源は高麗時代(918年 - 1392年)にさかのぼると言われ、朝鮮時代に正式に官庁として発足させた政府機関です。

『星宿庁』引用:王室の祭儀を担当する官庁-太陽を抱く月[用語辞典]|NHK BSプレミアム 海外ドラマ

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目次

星宿庁の役割

星宿庁の名前から想像できるように、星宿(ソンスク)とはあまねく星座を意味します。
星占いで政治や祭りごとに祈祷を通じて助言を与える星宿庁(ソンスチョン)は、国を災いから防いだり、国の福と安泰を祈念したりするいわゆるシャーマニズム(巫術=ふじゅつ)機関として国家経営に大きな影響を与えていました。

実際には、雨乞い、予言・占い、病気治療、呪詛などを行っていたと言われています。

変遷・衰退

しかし、高麗後期から台頭した儒教が、朝鮮時代になると新たに国の政治をつかさどる中心思想になると、非合理な土着宗教(シャーマニズム)に基礎をおく星宿庁(ソンスチョン)は力を弱めていくことになります。

「太陽を抱く月」における星宿庁のエピソード

さて、ドラマ「太陽に抱く月」のストーリーの背景には、この星宿(ソンスク)の思想が流れているのにお気づきでしょうか?

太陽は「王」、月は「王妃」を象徴しており、2つの太陽は皇太子イ・フォンとその異母兄ヤンミョングン、2つの月はヨヌとポギョンを指しています。

第1話でフォンの祖母である大妃(テビ)が2つの太陽は不吉な兆しであり、太陽は一つでないと国家に災いをもたらすということで成祖(ソンジョ)の異母弟をまず葬り去ります。
しかし、実の所、大妃は権力争いの大義名分として、この迷信(?)を悪用し邪魔者を排除したにすぎません。

大妃が次に触手を伸ばすの皇太子妃に選ばれたヨヌで、一族出身の娘ポギョンを妃に据えるため邪魔者のヨヌを葬り去ろうとします。
ヨヌ排除の方法として選ばれたのが占いによる呪詛。それを実行したのが星宿庁(ソンスチョン)の国巫(クンム)ノギョンでした。

儒派に押され日々衰退してく星宿庁を守るため、大妃の圧力に屈した結果だったのです...。

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